やばい。まず一番最初にあたまに浮かんだ言葉はそれだった。きもちいい。次に浮かんだ言葉がそれで、そのあとはなんかもうごちゃごちゃと何か考えられる余裕なんて微塵も無かった。まだだ、まだ勿体無い。このまま波に流されて終わってしまうには早すぎて、ばれないように、思い切り息を吸って、細く、長く息を吐いた。目をつむってしまいたくなったけれど、そうするとソレに意識が集中してしまって逆効果になるので必死に耐えた。

「…ん、」

口では息が出来ないんだからあたりまえなんだろうけど、時々鼻にかかった声が聞こえてきて、ぼーっと、自分の股間で揺れ動く可愛い頭を眺めていた。すると、急に動きが鈍くなってが顔を上げた。口のまわりりは自分の唾液でキラキラと光っていて、もちろん当たり前ながらそんなの右手に軽く握られた自分のモノも、唾液でキラキラと光っていて思わず息を飲んだ。急に外気に晒されて、少しスースーする。

「…どした、」
「…、きもちいくない…?」

「は…?」

んなわけあるか と、さらりと落ちてきた髪を耳に掛け直してやる。そのまま髪が落ちてこないようにして、後頭部にまで手を回して軽く押す。敢えて言葉にはしない、再開して欲しいという合図。そうすると、照れたように また嬉しそうに 微笑った。おれが掛けてやった方とは逆の、髪を耳に掛ける動作はなんだかゆっくりで、焦らされているような感覚さえする。

ちろり と、舌の先でつつかれるようにして先端を舐められて 思わず力が入ってびくんと跳ね、の指の中から逃げた。追いかけるようにして再度捕まれ、ゆっくりと咥えられた。濡れた唇の裏を使って、頭の部分だけを丹念に舐められ 熱い息が出る。少しして、の口いっぱいに咥えられて 唇と舌を使った絶妙な刺激に、腰の後ろが痺れてくるような感覚に襲われる。ゆっくりと、ゆっくりと、ザラザラとした生暖かい舌を俺に押し付け、時折舐めるように動かしながら頭を上下させる。ゆっくりと、ゆっくりと。俺の右手はの頭に置かれたままで、が動くたび同じように俺の手も動いてそれがエロく感じてしまう。

「あー…、やべ、きもちいい」
「ん…、」

おれの漏らした声に、興奮したのかも鼻にかかった息を漏らして少し動きが早くなる。相変わらず、ずっと舌は押しつけたまま上下し、時折角度を変えて頬の内側に頭をこすり付けるようにされる。柔らかいその感触に、口の中だというのにまた跳ねて、何度かの歯に当たった。痛いとかは思わなくてそれすら刺激のひとつになった。

おれの部屋、おれのベッドの上、背もたれにしている壁の、頭のすぐ上にある窓の外は大雨で、電気を消して、昼間でもその所為で部屋の中は薄暗い。足の付け根くらいにまでしか脱いでいないズボンとトランクス、そんな足の間に制服姿のが身体を屈めて必死におれのを咥えている。その体勢が苦しいのか、時折 身体を捩じったり体勢を変えたりしてその度にベッドが音を立てる以外はとても静かで、テーブルの上に放り出されたままの試験勉強用のノートや教科書だけが妙にリアルだった。


「っぅん、」

いい感じに波は上がって来ていて、頭から手を退かして両手での腰に触れる。その時に一瞬が声を漏らして身体を捩った。そのまま背中を撫でて、上の方で下着の金具のところを押したり、つまむようにしてみたりしても外れず、スカートの中に収められていたブラウスを引っ張り出して上げる。両手で金具を外して、ブラウスと一緒に鎖骨のところまで上げる。皺になった と、後で怒られるような気もしたけどもう ひとつひとつボタンを外してやる余裕なんてなかった。

わき腹のあたりを軽く揉むように撫でる。自分のとは違ってやわらかいその感触は何度触っても飽きない。重力に逆らわない、頭を上下させる度一緒になって揺れる胸を、手のひらに乗せるようにして触れる。その重みを確かめるように手を上下させたり、指で揉んでみたりと、しばらくその感触を楽しんだ。下半身にも触りたくなって手を伸ばした。けど届かなくてそれは叶わない。

疲れて来たのか、の動きが少し鈍くなり、動きを止める回数が増えてきた。そろそろか と思って、再度手をの頭に移動させ、「一回出していい?」そう言えばはコクコクと頷く。そうしてやっと、おれは目をつむって意識を集中させた。ゆっくり、ゆっくり、おれのを舐めるの動きは早くなって、舌の使い方も巧妙になる。一度集中に入ってしまえば簡単だった。きもちよすぎる。抑えていた波は性急にせり上って来て、手に力がこもる。(あー、出る) そう思った次の瞬間、おもいきり 爆 ぜ た 。


口の中に出されたおれの体液をティッシュに吐き出す様を、脱力した頭でぼーっと眺めた。胸の上まで上げられたブラウスはそのままで、くしゃくしゃになったブラウスに押しつぶされるように少しだけ露出する胸がなんだかエロかった。出したばかりのおれのモノは余韻でまだ上を向いていて、時々びくんと小さく跳ねる。脱力感で溢れるおれを見たが少し笑って「へへ なんか、うれしい」と言った。なにが嬉しいんだ…。

来い来い と、声には出さず手招きをして再度ベッドの上に誘い込む。ギ と、が手を突いて上がってきた時にベッドが鳴いた。四つんばいのままのの、首の後ろの髪を梳きながらキスを繰り返す。舌を入れた時に、何か生臭い感じがして眉を寄せるとが笑った。

「えー、きもちわるい?」
「当たり前だろ」

「あはは、口漱いでこよっか」

そう言って身体を起こしたところでぐい と肩を押して押し倒すと小さな悲鳴が上がった。覆いかぶさって、そのままキスを再開して、続けていると「いいの?」と言われて「いい」と返した。空いた手は胸へ刺激を与えて、下へと降ろしていき、スカートの中へと伸ばせば下着は面白いほど濡れていた。「口でして興奮した?」「っ言う、な!」恥ずかしそうに顔を逸らされて、なんだか嬉しくて顔が緩む。

身体をずらして、脱がして丸まった下着をベッドの下へと落とす。入り口を撫でて 思いきってぐっと中指を入れると中もしっかりと濡れていた。数回だけ指を出し入れして、後は中で指を動かす。少し強めに刺激すると、ぎゅうと目をつむって色を含んだ声を上げた。少しして、動かす手をぱっと掴まれてイヤイヤと首を振られた。指でイくのは勿体無い そういう合図だった。片方の足だけをベッドの下におろして、机の引き出しに手を伸ばす。ガサガサと、奥からゴムの箱を探し当て、中のひとつだけを切り離して枕の横に投げ 箱は引き出しに戻した。


「かずま…」

両手を首に巻き付けられて、キスで再開する。やっぱり、口でしたことで興奮していたのか いつもより積極的に感じられた。力を無くしていたおれのも完全に復活して、ゴムを付けようと枕の横のそれに手を伸ばした。すると首に巻かれていた腕を背中に下げられて「やだ」と力を込められる。

「は?」
「やだ…このまま」
「このまま、って、」

生で、ってことか? と驚いて聞いたら熱のこもった顔で「うん」と頷かれた。そうしたいのはやまやま、けど一回出してて そのままで挿れるのは抵抗があった。返答に困っていると「…もうすぐ生理始まるからだいじょうぶ」なんてそんな風にせがまれてしまっては断れる理由なんてない。(ああ、くそ…!)ぎゅうと目をつむって、隔たりのないはじめての感触に、魅了されるのは時間の問題だった。

可愛い
我侭には
らえない



(ちょ、早すぎ…!)(え!おれもう三回目とか無理!)(一馬のばかー!)(理不尽…!)




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変態でごめんなさいごめんなさいごめんなさ(ry
真田にならいくらでもしてやれると思った!

2008.08.25 秋夢うい